こんにちは!ココモの唐土です。
昼下がりのココモプールで水中写真の撮影法講座を開催しました。
見せれる写真撮影!(色合わせ)
例えばこんなことを練習します。
ホワイトバランス
次のような状況で、写真の色は周りの色に影響されます。
- ルミナリエの照明の下・・・顔が電球色で赤みがかって写る
- ブルーシートを張った工事現場・・・顔が青く写る
- 海やプールの中・・・水だけでなく、全体がなんとなく青い写り
元々カメラには、ある程度色を合わす機能がついています。ところが極端な周囲の色の影響で人肌とかけ離れた色に写ることがあります。
人間の目はすごい!
水中で砂の写真を撮影すると、周りの水は当然青く、そして砂もなんとなく青く写ります。
ところで・・・あなたの目にはどう映ってます?
写真より
「砂本来の色」に近く見えているのではないでしょうか。
「撮った写真」は目で見た感じより青く写ってないでしょうか。
これは・・・
水中写真は赤味が少ない青い世界だから青く写るシンプルな理由。
ところが・・・
人間は目(脳)は、青い砂を、砂の色として認識します!
脳が「砂はこのような色の筈だ」と「認識」して本来の砂の色に「見えている!」
ハイテクカメラといっても
「高機能で安くなった」
と言っても「脳の認識」のようなことはカメラにはできません。
ということで、赤味の減った水中ではカメラは青く記録してしまいます。
ホワイトバランス機能
そこで登場するのがホワイトバランス設定。
水中でカメラに「青が多くて、赤が減ってますよー」と教えてあげるます。
カメラが色合いの変化をしって初めて「色の合った写真」を撮ることができます。
これを「ホワイトバランスを合わす」と言います。
簡単な作業で
ボタンを数回押す程度で簡単にホワイトバランスを合わすことができます。
具体的にどうするか
《詳細》
カメラに正しい色を認識させる
「元々白いボード」を見せて「これが白だ!」と認識させます。
カメラに、赤味が減り青くなったボードを見せ「これは元々白だ」と教えてあげます。
そしてカメラは赤味を足して写真を撮ってくれます。
人間は、無意識のうちに「認識」として脳が色合いを調整しているんですね!スゴイ!
《詳細を隠す》