こんにちは!ココモの唐土です。
ナビゲーションとライセンス取得コースの後半で山陰ジオパークへ行ってきました。
ナビゲーション

コンパスはほどほどにね!
ナビゲーションが上手くなるコツの…今回はコンパス(方位磁石)の活用度について。
苦手という多くの方は「コンパスの使い方が…」と、言われますが、結構そこが間違ってる場合があります。
コンパス自体は、初心者コースで習う使い方がほとんど全てです。(キチンと習っている場合。)
コンパスにできること
「コンパスにできること」は、東西南北や◯度等の「方位」を確認することと、それをベゼルでマーキングすること程度です。
それだけなのでコンパス自体はそう難しくないです。それ以上しようとすると難しいでしょう…いや…プロでもしません。
コンパスが難しいと思う理由

視線はちゃんと前向いてます!
ナビゲーション自体をよく次の二つに分類します。
- ナチュラルナビゲーション
- コンパスナビゲーション
マニュアルや講習での解説はそれぞれで説明していることが多いですが、別々ではなく一体として考えると簡単になります。
これを別々に考えた途端にコンパスの難易度が上がります
精度を高めるには?

コンパスより地形優先
例えば「真っすぐ泳ぐ」場合にコンパスを見て地形を見ないのはそもそも難易度が高いです。
自動車や自転車などの運転でコンパスを見て走ることを考えるとよく分かります。アクセルやペダルを踏み始める「前」にナビや方位磁石を見はしても、あとは周りの景色で自分が真っすぐ走ってるか判断するはずです。
景色を見ていて分からなくなった時、初めて参考にナビやコンパスを見る程度です。コンパスを見ながら走ったら危なくてしょうがないです。
水中でのコンパスの場合

目標物は・・・
水中ナビゲーションも同じです。目の前にあるものを目安に真っすぐ泳ぎ、それではわからない時のみコンパスを見ます。
コンパスの活用度はそんな程度だということを認識しておきましょう。繰り返しになりますが・・・
- コンパスを見ながら泳ぐというのはそもそも難易度が高い(精度が低い)
- ベテラン程、より精度の高い(コンパスに頼らない)泳ぎ方をする
つまり、「コンパスを見ながら泳ぐということは避けるべき」ということです。[1]透明度1m以下の中層のような周りが見えない場合を除く。
常識のウソ
よく聞く「あとは経験だよ」・・・嘘です。そんな指導者は信用できない。教えるスベが無いというべきです(*^-^*)
この言葉を信じて時間を無駄とお金を無駄にする人が多いです。指導者の言葉を信じで○年、○ダイブ後にはできるようになると信じています。できる人との間が狭まると思ってます。
全く逆です。仕事でも勉強でも、指針なく10年たつと、当然にある程度は成長しても・・・キチンとしている人との差は広がるばかりです。
勉学や仕事と同じで、時間がたてばたつほど、取り返しのつかない差が開くのは明らかです。

ジャーンプ
注釈
1. | ↑ | 透明度1m以下の中層のような周りが見えない場合を除く。 |