大きく、近くに?!
ダイビングの学科で、最初の方で習うことが、「水中でのものの見え方」です。
マスクのレンズを通して観る世界は・・・
大きく見えます
33%も大きく見えると言われています。
では…ダイバーの皆様!いつも一緒のバディーは大きく見えてますか?
実際聞いてみると「大きく見えない」と答える方が多いです。
でも、沈船や魚、岩やアンカー(碇)を見ると多くの人が「大きく見える!」と答えます。
- 大きく見えるのは「物理現象」
- 大きく見えないのはその人の「認識」
いつものバディーは、普段の大きさ知ってますもんね!実際には大きく見えていても、脳がいつも見てる大きさに変換しちゃってるようです。つまり・・・
ダイバーには真実が見えてません!
頭の中で勝手に知ってる大きさに解釈してます。つまり、大きく見えてるのに大きく見えてないことにしています。
よく知ってるものは大きく見えず、そうでないものは大きく見える…この見え方だけでも、ダイビングのトラブルのキッカケが潜んでいそうですね…(*ノωノ)
水中ではよく知らないことはしないことです。特に根拠なくルールを変えること。あ、その前にしっかりルールを知っておきましょう!
ダイビングを通して・・・
- やるべき時に、やるべきコトを、勝手気ままな欲求や思い付きに流されず、ルールに従って実施するという精神力が鍛えられます。
- 何らかの選択が必要なとき、より高い確率で良い選択ができる判断能力を身に付けられ、その重要性を認識できます。
大きいことはいいことだ!
兎にも角にも、魚は大きく見え、海底の大きな岩もさらに大きく…!(^^)!
これからがダイバーにとってのベストシーズン!
海中散歩で色々なモノの見え方を試してみましょう!
付録)ダイビングマスクのUV仕様
シリコンやフレームの材質にもいろいろありますが、今回はUV性能について。
UVと書かれていれば、どれも同じように見えますが…実は…![1]TUSA-2016情報より
結構バラつきがあるんですねー(^-^;
注釈
1. | ↑ | TUSA-2016情報より |